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HOHNER アングロ・コンサーティーナ 20ボタン C/G調

目次
概要
私が楽器店で最初に見た、コンサティーナが、この、HOHNERブランドの20key アングロ・コンサーティーナCG調です。
2000年には既に日本に入っていた模様。
製造元はおそらく現 Stagi/Bastari ブランドでコンサーティーナを生産しているイタリアのfabbricaconcertine
https://www.fabbricaconcertine.com/eng/index.html
添付写真の製品は2006年頃に入手。
特徴
外見
エンド
- マホガニー調
- 木目象嵌
蛇腹
- 蛇腹を開くと花柄
- 12枚程度で長い
エンドの内側のbuffle;バッフル(ゴミ除け、整音目的)には網目の化繊素材が貼ってある。
- ストラップ(ベルト)は手のひらを通る。
HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ 外観 HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ 蛇腹を伸ばした様子 HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ 蛇腹の gusset(マチ) HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ 蛇腹の模様
内部
アクション
- アームは板金加工。
- 支点はカンヌキ留め。
- ボタンを押し込むと底打ちする。
- ボタンの下に梁を配置しているので底打ちする。ボタンが多いものと違い、このような設計ができると思われる。
リード
- アコーディオン・リード
- リードがロウ留め
HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ リードブロック HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ アクション HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ 蛇腹の内部 HOHNER 20key アングロ・コンサーティーナ ボタン付近
注意点
ボタン
横ブレする
ボタンが落ち込んでエンドの穴に引っ掛かりやすい。

調整・修理
ボタンを押し込んで戻らない
エンドの穴の位置と、ボタン下の金具が少々ずれていることがあります。
ボタン下の金具をボタンと垂直にするのではなく、少々曲げます。
ボタンを押し込んだ時に、限りなく垂直になるようにするのが良いと思います。
感想

アクションがカンヌキ留めなので、ボタンのブレ・落ち込みが起きる。
蛇腹の耐久性は問題ない。