本ページはプロモーションが含まれています
コンサーティーナの修理;Stagi(スタジー)イングリッシュ・コンサーティーナ 親指ストラップ(ベルト)を交換
当ページのリンクには広告が含まれています。
目次
はじめに
Stagi(スタジ)イングリッシュ・コンサーティーナ 30ボタンの親指ストラップ(ベルト)を自作して交換しました。
元の形はこんなものです
親指ストラップ(ベルト)は、革ベルトをくるっと円形に巻き、止め金で穴に留めて形ができています。
皆さん
親指が細くて、最小に巻いて留めてもぶかぶかだったり、穴にひっかけにくいので扱いづらいという評判も。
博士
このストラップは、アンティークのコンサーティーナでは Wheatstone May Fair English Concertina や、ほかのモデルでも使われています。
親指の指が当たる部分には金属板がはいっています。
それが演奏しているうちに折れたので、元の形をコピーして革を切り、縫って自作しました。
A.C. Normanさん宅で気づきびっくりました。
親指の指が当たる部分の金属板は A.C. Normanさん から譲っていただきました。
用意するもの
- 革
- 厚さ 3mm
- 親指の指が当たる部分の金属板
- 糸
- 針
- バックル
留め金具は同じものを使うこともないので、革細工店で入手しました。
ピン付きはネットで入手しました。
- 道具
- 革裁ちナイフ
- 木槌
- 目打ち 2穴
- カッター
- カッターマット 重要
- 定規
部品作り
元の親指ストラップ(ベルト)を図って、2セット型取りします。
各部品の型紙
親指ストラップ(ベルト)づくり
STEP
革をけがいて写す
STEP
革を2枚合わせて周囲を縫う
革を縫う方法があるのですが、普通に返し縫いしました。
STEP
金属板を曲げて中に入れる
STEP
エンドにねじ止め
完成
上二つのバックルは無段階で留められます。
ピン付きは好きな位置で穴を開けられるので採用しました。
付録:既存のストラップ(ベルト)を修理
既存のストラップ(ベルト)の糸がほつれたら、同様に縫い直しができます。
革の縁(コバ)は革細工店で販売している、トコノールを縫って磨くと滑らかになります。