本ページはプロモーションが含まれています
コンサーティーナの演奏スタイル メロディのみ・伴奏つき
当ページのリンクには広告が含まれています。
目次
コンサーティーナの演奏スタイルは2つあります
- 「メロディのみ単音」
- 「伴奏とメロディを一緒(Harmonic Style)」
で演奏するスタイルがあります。
「奏法システム」による特徴・制限
この2つの演奏スタイルには、「奏法システム」、イングリッシュ・コンサーティーナ、アングロ・コンサーティーナ、デュエット・コンサーティーナによる特徴・制限がそれぞれあります。
- イングリッシュ・コンサーティーナ
- 押し引き同音(ユニソニック)の特徴を利用して、音を滑らかに演奏できる。
- 継続的なリズムの伴奏とともに、メロディを演奏する形は難しい。
- アングロ・コンサーティーナ
- 押し引き異音(バイソニック)の特徴を利用して、蛇腹を折り返すときに自然に出るアタックな表現がしやすい。
- 継続的なリズムの伴奏とともに、メロディを演奏できるが、押し引き異音のために蛇腹・指使いが複雑になる。
- デュエット・コンサーティーナ
- 押し引き同音(ユニソニック)の特徴を利用して、音を滑らかに演奏できます。継続的なリズムの伴奏とともに、メロディを演奏できる。
- しかし左手側は低音部の伴奏のみ、右手側は高音部のメロディなどと、指使いが偏る。
わたしはイングリッシュ・コンサーティーナのみを演奏するので、他の配列に関することは不確かなことがあります。あしからず。
指摘事項があればご連絡ください。
さまざまなジャンルで演奏をする場合
それぞれの奏法システムごとに、ある楽曲を演奏できるような、楽譜を書きます。
「奏法システム」による特徴・制限があっても、その制限をなくしたいのであれば、そのような楽譜を書きます。
博士
The Jeffries Duet Concertinaはアングロ・コンサーティーナの配列をデュエット・コンサティーナに転換したコンサーティナです。
「メロディのみ単音」演奏する場合
奏法システムごとに「押し引き同音」「押し引き異音」の違い、後は指使いのみであって単純なことが多いです。
博士
それぞれの例を映像で紹介します。
イングリッシュ・コンサーティーナ の例
「メロディのみ単音」
「伴奏とメロディを一緒に」
イングリッシュ・コンサーティーナの場合
そのボタン配列から「メロディを弾いてから伴奏(コード)、またはその逆」か、「メロディとともに伴奏(コード)を重ねる」方法で演奏します。
博士
楽器の種類からいうと、バイオリン、フルート、と考えるのが良いです。
弦楽器のウクレレでもメロディを弾いてから伴奏を演奏している方もいます。
ピアノやアコーディオンのように、ブンチャ、ブンチャというリズムとともに、メロディを演奏する形は難しいです。
そのような雰囲気を出しつつ演奏するのがカッコ良い。
イングリッシュ・コンサーティーナのコード表
アングロ・コンサーティーナ の例
「メロディのみ単音」
「伴奏とメロディを一緒に」
アングロ・コンサーティーナのコード表
イングリッシュ・コンサーティーナとアングロ・コンサーティーナ の二重奏
博士
イングリッシュ・コンサティーナとアングロ・コンサティナの特徴がよく表れた編曲です。
デュエット・コンサーティーナ の例
「メロディのみ単音」
博士
このコンサーティナの配列は Crane Duet Concertina です
博士
このコンサティーナの配列は Hayden Duet Concertina です