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日本でコンサーティーナを購入するときの特殊な事情(2)楽器のグレードアップ
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日本で購入したコンサーティーナをグレードアップするときの特殊な事情について掲載します。
この投稿は、特定の企業・団体・個人を誹謗するものではありません。
現状、日本でコンサーティーナを始めたい、初心者、入門、独学をしたい方、奏者が置かれている環境を知っていただき、より良くするために記載しています。
目次
コンサーティーナのボタン配列が、楽器のグレードアップに影響する
イングリッシュ・コンサーティーナの場合
日本の場合
48ボタンでTenor(テナー)、最低音がC、最高音がFのもの(灰色実線)が一般的です。
海外の場合
48ボタンで、Treble(ソプラノ)、最低音がC、最高音がCのもの(水色実線)が一般的です。
日本ではテナーが一般的で、海外ではトレブル(ソプラノ)が一般的なことの課題
コンサーティーナをグレードアップしたい時、海外でテナーの楽器をヴィンテージで見つけることは難しいです。
テナーの低音域が必要な場合、テナー・トレブル(ソプラノ)、56ボタンの楽器を見つける必要があります。購入価格がトレブル(ソプラノ)の1.8倍程度上がります。または、新品で特注する必要があります。
アングロ・コンサーティーナの場合
日本の場合
音数が多いので、40ボタンを購入される方が多い印象があります。
海外の場合
一番普及しているのが30ボタン・20ボタンで、40ボタンは少ないです。(C/G調等の調の違いもある)
日本で40ボタンを買うと、海外では30・20ボタンが一般的なことの課題
コンサーティーナをグレードアップしたい時、海外では40ボタンの楽器の生産数がそもそも少なかったので、ヴィンテージで見つけることは難しいです。
40ボタンの楽器を見つける必要があります。購入価格が30・20ボタンの1.8倍程度上がります。または、新品で特注する必要があります。
博士
イングリッシュ・アングロ、共に配列が変わることは、また新たな楽器を稽古するのと同様です。
デュエット・コンサーティーナの場合
日本の場合
そもそも、手軽に買えるほど数多く販売をしていません。
海外の場合
ボタン配列ごとにある程度の数、流通しています。
日本でデュエット・コンサーティーナを買ったことの課題
楽器をグレードアップするためには、海外のサイトで自分が買ったボタン配列の楽器を見つける必要があります。試奏はできないでしょう。
デュエット・コンサーティーナを買う方は、最初からリスクを承知の上で海外に発注しているとは思います。
繰り返し:Stagi/Bastari、中国製のコンサーティーナで十分かもしれない
繰り返し書きますが、下記の記事に掲載したように、Stagi/Bastari、中国製のコンサーティーナで十分かもしれないです。
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皆さん
隣の芝生は青く見える。。
Concertina
そういうものですね。。迷いますね。。
Concertina
よく考えて購入しましょう