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Bastari / Stagi(バスタリ・スタジー)イングリッシュ・コンサーティーナ 48ボタン Tenor(テナー)
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目次
概要
Bastari / Stagi(バスタリ・スタジー)イングリッシュ・コンサーティーナ 48ボタン Tenor(テナー)です。
代理店が異なるとStagi/Gremlinなどのブランド名で販売されています。製造元はイタリアのfabbricaconcertineという会社です。
48ボタン Tenor(テナー) のイングリッシュ・コンサーティーナは下記の配列表のとおり、 C3;ドからF6;ファ まで3オクターブ発音できます。
イングリッシュ・コンサーティーナは音階を滑らかに発音できるのが特徴で、装飾としてコードを交えて演奏することができます。メロディーを演奏しながら伴奏をブンチャ・ブンチャ、と同時に演奏することは難しいです。メロディーを自分で歌って、コードだけで演奏することもできます。
特徴
外見
- エンド
- マホガニー調
- 48ボタン
- 配列についての詳しい資料
- この投稿の English Explanations.doc
- 配列についての詳しい資料
- 蛇腹
- 本革
- 蛇腹を開くと、gusset(マチ)が表革と同系の色。
- ボタンが白い。プラスチック製。
- 唐草模様の内側のbuffle;バッフル(ゴミ除け、整音目的)には銀紙が貼ってある。
- 親指ストラップ(ベルト)
博士
海外でイングリッシュ・コンサーティーナ 48ボタンの標準とされる配列はTreble(ソプラノ)です。
ヴィンテージのコンサーティーナでTenor(テナー)の個体はあまり見かけないので、輸入したい場合は注意してください。
博士
イングリッシュ・コンサーティナでTenor(テナー)の音域が欲しい場合は、56ボタンの Tenor-Treble(テナー・トレブル)を検討しましょう。
Concertina
イングリッシュ・コンサーティーナは左手側にCEG(楽譜の線上)、右手側にDFA(楽譜の間)が互い違い、交互に並んでいます。
左手側にCEG(楽譜の線上)、右手側にDFA(楽譜の間)を目安に指の動きを把握するとわかりやすいです。
内部
アクション
- Stagi / Bastariは同じ構造
- アームはアルミニウムの板金を加工。
- 支点はカンヌキ留め。
- ボタンを押し込むと底打ちしない。
リード
- アコーディオン・リード
- リードがロウ留め
エンドに新たに Bastari ロゴがデザインされた
2019年ごろ、エンドに新たに Bastari ロゴがデザインされた製品が現れました。
注意点
Stagi/Bastari コンサーティーナは、使用中にボタンが飛び出る、落ち込む、戻らないなど、アクション周りのトラブルが予想されます。
- ボタンが灰・黒色に汚れる
- 内部のアクションの部品はアルミニウムで作られています。それが演奏しているうちに削れて摩耗し、その粉がエンド付近に撒かれるのが原因です。
- エンドが白化してくる
- エンドの木材やニスの水分がしみだして白くなると言われています。
調整・修理
ボタンが斜めに曲がった
演奏時の手癖でボタン下の部品が曲がり、ボタンが垂直にならず、曲がる症状が出ます。演奏者ごとに症状が違います。
- 内部のアクションの部品をボタンが曲がっている方向と反対方向に曲げて、ボタンが垂直に立つように調整します。
博士
これは使ううちに、再度曲がってきます。
感想
Stagi イングリッシュ・コンサーティーナ 30ボタンを先に触っているので、 48ボタンの本体は、重く感じます。
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